~当院よりお願い~
長期間続いた慢性症状の治療には一定期間かかるのが一般的です。まれに九州、北海道等の遠方からいらっしゃる方もいますが、症状の改善には一定期間の通院が必要ですから、なるべく遠方からのご来院はご遠慮ください。
メールでのみ無料にてご相談受け付けておりますので、判らない点ありましたらご連絡下さい。なるべく2~3日中には返信するように致します。
世間一般では「椎間板ヘルニア痛みの原因説」の信奉者が多く、わたしも普段診察するにあたり、説明に苦労する事が多々あります。
そこでもう少し椎間板ヘルニアについて学習してみましょう。
まず、皆さんが病院でみせられる画像についてです。
これは第5腰椎と第一仙骨のあいだで椎間板が突出しヘルニアになってしまったものです。この赤丸の後方には神経線維がありますから、この飛び出たヘルニアが神経を圧迫して云々といわれたらやっぱり信じてしまいますよね。
非常に痛みが起こる原因をイメージしやすいですから。
でも、もしこのMRI画像が全く腰痛の無い健康な方の物だったらどうでしょうか???
実は医療業界と医学界とのあいだでは椎間板ヘルニアに対して意見の対立がありました。臨床医達は実際に病院に来院される腰痛患者たちのMRIを撮影すると椎間板ヘルニアが存在するケースが多い事から、医学部にて神経圧迫では痛みが起こらいという事実を教育されていながらも、椎間板ヘルニアと腰痛のあいだに何らかの因果関係を疑う者が多く存在しました。
けれど神経圧迫では痛みが起こらないのは医科学上の常識ですから、そういった臨床医達と医科学者の間では論争が起こりました。
臨床医たちの理論根拠は、あくまでも腰痛患者達の椎間板ヘルニア罹患率の多さです。そこで医科学者達はある実験を行いました。その実験とは全く腰痛の無い健康な人間を集め腰部のMRI画像を撮影してみるというものです。
その結果、健康な方の約4割に椎間板ヘルニアの存在が確認されたのです。
ようするに、椎間板ヘルニアが直接痛みの原因にはならない事が証明されたのです。この実験が契機となり臨床医と医科学者の意見対立には一定の終止符が打たれる事になります。
ただし、頑固な先生もまだまだいらっしゃるようですが・・・・。
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